診療内容に関するご質問
- QQ24. むし歯治療はどのように行いますか?
- A初期むし歯は経過観察やフッ素塗布で進行を抑えます。治療が必要な場合は、小さいむし歯は白い樹脂(コンポジットレジン:CR)で詰め、大きめのむし歯は型取りをしてインレー(詰め物)で治療します。できるだけ歯を削る量を少なくすることや、再治療になりにくい治療を心掛けています。
- Q保険でできる白い詰め物はありますか?
- Aはい。小さいむし歯にはコンポジットレジン(CR)という白い詰め物を保険で使用できます。
- Q保険でできる白い被せ物はありますか?
- Aはい。条件を満たせば「CAD/CAM冠」という白い被せ物を保険で使用できます。
- Q金属アレルギー対応はできますか?
- Aはい。保険適応の白い被せ物や、セラミックなど金属を使わない治療をご提案できます。保険適応をご希望の場合は、診断書が必要な場合があります。
- Q歯をできるだけ削らずに治療できますか?
- Aはい。必要最小限の切削を心がけ、再治療のない治療を目指しています。
- Q根管治療(神経の治療)は対応していますか?
- Aはい。CTやマイクロスコープを使用し、精密な根管治療を行っています。
- Q根管治療はどのくらい通いますか?
- A通常2〜4回が目安ですが、感染の程度によって変わります。長くかかる方は数か月通院される方もいらっしゃいます。
- Q歯を抜かずに残す治療はできますか?
- Aはい。可能な限り歯を残す方針で治療します。ただし、重度のむし歯や歯周病などで歯を保存することが難しい場合は、抜歯が必要になることもあります。その際は、事前に詳しくご説明し、最適な治療方法をご提案いたします。
- Q歯周病治療はどんなことをしますか?
- A歯石除去、歯周ポケット清掃、ブラッシング方法のお話、場合によっては歯周外科や再生療法を行います。
- Q歯周病は治りますか?
- A進行した歯周病で下がってしまった骨や歯ぐきは完全には元に戻りませんが、進行を止めたり、進行を大幅に遅らせ維持することができます。
- Qインプラント治療は可能ですか?
- Aはい。当院は日本口腔インプラント学会の専修医が在籍しており、全症例でガイドを使用した安全な手術を行っています。
- Qインプラントはどのくらい持ちますか?
- Aインプラントは「半永久的に使える」といわれることもありますが、実際にはケアの仕方や全身の健康状態によって寿命が変わります。定期的なメンテナンスと毎日の歯磨きがしっかりできていれば、20年以上問題なく使えている方が多く、30年以上機能しているケースもあります。
一方で、歯周病や喫煙、清掃不良があると、インプラント周囲炎になり寿命が短くなることもあります。
そのため、インプラントは「入れて終わり」ではなく、定期的なチェックとケアを続けることで長持ちする治療とお考えください。
- Qインプラント手術は痛いですか?
- A局所麻酔やハイブリッド鎮静法を使用し、ほとんど痛みなく受けられます。
- Q矯正治療は行っていますか?
- Aはい。ワイヤー矯正・マウスピース矯正(インビザライン)・小児矯正に対応しています。
- Q子どもの矯正はいつから始めたらいいですか?
- Aお子さまの成長具合やお口の状態によって最適な開始時期は異なります。一般的には6〜7歳頃からの筋機能矯正や拡大治療をおすすめしていますが、早い場合は3歳頃から対応が必要になるケースもあります。(特に反対咬合)まずは一度ご相談いただき、お子さまに合った時期を一緒に判断していきましょう。
- Qインビザライン矯正はできますか?
- Aはい。専用の光学スキャナー(アイテロ ルミナ)で型取りし、目立たないマウスピース矯正を提供しています。
- Q矯正中でも食事制限はありますか?
- Aワイヤー矯正では硬いものや粘着性のある食べ物は避けてください。マウスピース矯正は基本的に制限はありませんが、飲食時はマウスピースを外していただきます。
- Q親知らずの抜歯はできますか?
- Aはい。横に埋まってる場合や深く埋まっている場合、CTで神経との位置関係を確認します。今まで多くのおやしらずを抜歯しておりますが、難易度が高くしびれなどの合併症が出る可能性が高い場合は提携する口腔外科へご紹介させていただくこともあります。
- Q親知らずを抜いた方がいい場合は?
- A痛み・腫れ・隣の歯に悪影響を与える場合は抜歯をおすすめします。
- Q小児歯科は対応していますか?
- Aはい。虫歯予防や歯並びのチェック、フッ素塗布なども行っています。
- Q子どもが歯医者を怖がるのですが大丈夫ですか?
- Aはい。慣れる練習から始め、無理のないよう段階的に治療します。治療ユニットに座れない場合は、キッズルームでの膝上診療からスタートします。
- Qフッ素塗布はできますか?
- Aはい。小児・成人ともにフッ素塗布を行っています。
- Qシーラントとは何ですか?
- A生えたての永久歯や乳歯の奥歯の溝を樹脂で埋め、虫歯を予防する方法です。当院で使用しているシーラントはフッ素徐放性で、フッ素が少しずつ放出されるため、より効果的に虫歯予防ができます。
- Qホワイトニングは行っていますか?
- Aはい。オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、両方行うデュアルホワイトニングに対応しています。
- Qホワイトニングは安全ですか?
- A全症例で国内認可薬剤を使用しており、安全性は確認されておりますが、体質や歯の状態によって一時的にしみる、知覚過敏が起こることがあります。
- Qセラミック治療は可能ですか?
- Aはい。自然な見た目で長持ちするセラミック治療をご提案できます。
- Q銀歯を白い歯に替えられますか?
- Aはい。セラミック治療での白い素材に置き換え可能です。
- Q入れ歯治療は対応していますか?
- Aはい。保険の入れ歯から、金属床やノンクラスプデンチャー(金属のバネがないもの)まで幅広く対応しています。
- Q入れ歯が合わないのですが調整できますか?
- Aはい。入れ歯の調整や新規作製も可能です。
- Qマウスピースは作れますか?
- Aはい。ナイトガード(歯ぎしり用)、矯正用など各種対応しています。
- Q睡眠時無呼吸症候群のマウスピースは作れますか?
- Aはい。医科からの紹介状をご持参いただき、保険適応で作製可能です。
- Q小児の歯ぎしりは治療が必要ですか?
- A多くは成長とともに改善しますが、強い場合はマウスピースの使用を検討します。
- Q予防歯科ではどんなことをしますか?
- A歯石除去、PMTC、エアフロー、ブラッシング指導、フッ素塗布などを行い虫歯・歯周病を予防します。
- QPMTCとは何ですか?
- APMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、歯科衛生士が専用の器具とペーストを使って行うプロによる歯のクリーニングです。毎日の歯みがきでは取り切れない歯石やバイオフィルム(細菌の膜)、着色汚れを綺麗に取り除きます。虫歯や歯周病の予防に効果的で、歯の表面がつるつるになり、口の中もすっきり清潔に保てます。
- Qエアフローとは何ですか?
- Aエアフローとは、専用の機械で微細なパウダーと水・空気を吹きつけ、歯の表面や歯と歯の間、歯ぐきの境目に付着した着色や汚れ(バイオフィルム)をやさしく取り除くクリーニング方法です。従来のゴムやブラシでの研磨よりも歯や歯ぐきへの負担が少なく、短時間で広い範囲をきれいにできます。コーヒー・紅茶・タバコなどによる着色除去や、虫歯・歯周病の予防にも効果的です。
- Q定期健診はどれくらいの間隔で受けるべきですか?
- A前回の検診で、特に問題のなかった方は、4か月ごとの受診をおすすめしています。
- Q口臭治療は行っていますか?
- Aはい。歯周病治療やクリーニングで改善を図ります。