これらの悩み事を抱えている保護者の方は実に多いです。ただ、歯医者に相談して良いものなのかと思われている方が大半です。小児科や耳鼻科の先生にご相談されるご家庭が多いのではないでしょうか?
ぜひ、歯医者にも相談してみてください!

実は、これらの悩み事は、お口で呼吸をしてしまう「口呼吸」や、舌の位置が悪い「低位舌」などの舌癖、その他のお口の周りの筋肉のアンバランスが引き起こしていることが多いのです。
口呼吸をしているお子さまは、「お口がポカンと開いている」傾向にあり、鼻呼吸ができていないので「いびきをかく」こともよくあります。成人ばかりと思われがちですが、睡眠時に無呼吸になっている場合もあります。成長期の大切な睡眠に「無呼吸」や「いびき」状態というのは非常に良くないことだと思います。

口呼吸の場合は、外気に含まれるウイルスや花粉などをキャッチして体内に入ることを防ぐ「鼻呼吸」ができないため、お口から体内へとダイレクトに悪いものを取り込んでしまいがちです。「鼻呼吸」はフィルターとしてとても大切なんです。
また、口呼吸によりお口の中で細菌が繁殖しやすくなるので、「口臭が気になる」「風邪をひきやすい」ケースが増えてきます。
「鼻づまり」「喘息」「アトピー性皮膚炎」などのアレルギー疾患も、口呼吸が原因となっていることがあるのです。
当院では、歯並びの悪さはもちろん、全身の健康にも影響を及ぼす口呼吸を改善する小児矯正法「マイオブレース治療」を行っております。